入園・入学前に知っておこう、「感染症」
1章 主な感染症
溶連菌(ヨウレンキン)感染症
「感染後の腎炎にご注意。薬は最後まで飲みましょう」
主に咽頭で保菌するため、咽頭扁桃炎として発症することが多いです。
細菌培養検査や迅速検査による診断が可能です。
感染後1-2週間後に腎炎、2~3週間後に関節炎、弁膜炎(リウマチ熱)などの合併症が起こることもあるので、抗生剤は指示された量と日数をきっちり内服することが重要です。
もし急性腎炎を発症すれば、おしっこの量が減り、顔、手足のむくみがでてきますが、それを予知する目的で、治療のあとに尿検査を定期的に行います。
流行する時期
特に無し
病院へ行くタイミング
発熱、咽頭痛、があれば。
病状観察のポイント
首のリンパ節腫脹や痛み、嘔気をみることもあります。
身体に発疹が出ることもあります(猩紅熱といいます)。
舌が苺状(赤くなり表面にぶつぶつができる)になることがあります。
咳、鼻汁はまれでしょう。
登園・登校の目安
抗生剤を飲むと菌量は一気に減少します。
丸1日抗生剤を内服すれば人に感染させる可能性はなくなるので、解熱して元気なら通園•通学は可能です。
予防接種の有効性・副作用
ワクチンはありません。
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1章 主な感染症
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麻しん(はしか)
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風しん(三日はしか)
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水ぼうそう
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おたふくかぜ
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インフルエンザ
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ロタウイルス感染症
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溶連菌(ヨウレンキン)感染症
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手足口病
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ヘルパンギーナ
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突発性発疹
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とびひ
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プール熱
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りんご病
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しらみ(頭しらみ)
2章 ママからの質問コーナー〜アイチケット広場ママからの質問に佐藤 恒先生が答えます〜
入園・入学前に知っておこう、「感染症」