食物アレルギーについて
1章 食物アレルギーについて
食物アレルギー検査とは
血液検査、皮膚テスト(プリックテスト)などがあります。
検査はあくまで目安
検査して陽性がでたからといって、その食物で必ず症状がでるとは限りません。
卵を食べてもなんともないお子さんでも、検査をして卵に「陽性」の結果がでることも珍しくありません。
逆に卵を食べたら症状がでるのに、検査では「陰性」のお子さんも多くいます。
検査の結果は重要な指標ですが、お子さんの現状と合っていない場合もあり、あくまで評価・診断の目安のひとつと考えています。
何歳から検査に行ったらいいのか?
年齢で区切るのではなく、アレルギーを疑う症状がでてからで良いのではないでしょうか。
上述のように、アレルギーの検査結果がお子さんの実際と合致しない場合があるので、症状が出ていない時点で検査をして、「陽性」と出てしまうと、本当は食べられるはずのものでも、食べさせるのが怖くなってしまうように思います。
どのくらいの定期で再検査をしたらいいか?
乳幼児期は年に1回程度、小学校にあがった後でしたら、2年に1回ほどで良いでしょう。
食事を再開できるかどうかの判定のため、半年に1回行うこともあります。
負荷テストができる医院もあります
ご家庭で、アレルギーが疑われる食事を開始、あるいは再開することが不安な方は、クリニックや病院で食べてみるのも良いでしょう。
医師、看護師の立会のもと、少しずつ食べさせるので、万一強いアレルギー症状が出ても安心です。
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1章 食物アレルギーについて
2章 ママからの質問コーナー〜アイチケット広場ママからの質問に横井 俊明先生が答えます〜
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