食物アレルギーについて
1章 食物アレルギーについて
予防はできるの?
離乳食の品目や量を急いで増やさない
アレルギーが出る可能性のある食物の、食べる時期を遅らせるだけで、発症を予防できることがあります。
消化や免疫機能の発達に伴い、1歳を過ぎれば発症しなくなるお子さんが多いからです。
生卵や牛乳などは、1歳~1歳半頃まで与えなくても、離乳食メニューにさほど困らないなら、開始を少し遅らせても良いでしょう。
加熱したものを徐々に与える
アレルゲンの強さは、熱によって減弱するので、火を通して与えたり、一度に食べる量の多さがアレルギーの原因となることもあるため、離乳食は少量からゆっくりと増やしていきましょう。
子育て環境にも目を向けよう
喫煙やペット、柔軟剤、チクチクした衣服など、食物以外が症状を悪くしている可能性もあります。生活環境を見直すことも大切でしょう。
妊娠中の過ごし方
妊娠中のお母さんの食事により、お腹の赤ちゃんは食物に慣れていきます。除去や偏食をせず、バランスよい食事を心がけましょう。
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1章 食物アレルギーについて
2章 ママからの質問コーナー〜アイチケット広場ママからの質問に横井 俊明先生が答えます〜
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