処置に不安があるときは迷わず病院へ
1章 応急処置について
すぐに救急病院へ行くべき8事例
子どもにとって特に気をつけるべき8つの事例を紹介します。
下記の事例に遭遇したら、迷わず救急病院へ行きましょう。
1.深い切り傷を負った
傷口を心臓より高くします
傷口を心臓より上にすることで、出血を減らすことができます。
出血がひどい場合は迷わず救急病院へ。
2.動物に噛まれた
感染症が必発します
動物に噛まれてしまった場合は感染症が必発します。
とにかく救急病院へ。
3.指をはさんだ
レントゲンがある病院へ
外側よりも内部の状態を確かめなければいけません。
レントゲンを撮るためにすぐに救急病院へ。
4.喉にモノを詰まらせた
飲み込んだ後が問題です
喉にモノが詰まってとれない場合も当然ですが、詰まったモノを飲み込んでしまったとしても安心せずに救急病院へ。
気管などに入ってしまうと、後々問題が生じてしまいます。
5.重度のやけどを負った
形成外科のある病院へ
形成外科はやけどが得意分野の一つです。
事前に形成外科がある病院を調べておき、すぐに救急病院へ。
6.おぼれた
絶対に救急病院へ
大したことがなさそうでも、絶対に救急病院へ。
頸椎(ケイツイ)損傷の可能性もあるので無理して動かすのは危険です。
また、水も無理に吐かせないようにしましょう。
7.たばこを誤飲した
1本で致死量です
ほとんどの場合、飲みこんでもすぐに吐き出しますが、1本でも致死量となります。
少しでも心配があれば救急病院へ。
8.嘔吐、下痢が続いたら
とにかく急いで病院へ
症状がひどい場合、一般家庭では改善する方法がありません。
食中毒の疑いがあればとにかく急いで救急病院へ。
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1章 応急処置について
2章 応急処置の仕方
処置に不安があるときは迷わず病院へ