肥満に関心を持つことが第一歩
2章 小児肥満の予防法
食生活で気をつけるポイント
炭水化物や油(脂肪)のとり過ぎは肥満につながります。
健康的な食生活で小児肥満を防ぎましょう。
調理の工夫
塩分は少なめにする
塩分が多いとご飯(炭水化物)を多く取りすぎる原因になります。
揚げ物は回数を決める
脂肪分などを取り過ぎないよう、揚げ物は週に1回程度にしましょう。
蒸し料理や和え物のレパートリーを増やす
油を使わない蒸し料理や和え物のレパートリーは積極的に増やしましょう。
食べさせ方の工夫
朝食は必ず食べさせる
朝はたくさんたべても大丈夫。
朝ごはんをしっかり食べることは、健康な生活をおくるための基本です。
最初に汁物を飲ませる
最初に、汁物(スープ、味噌汁など)を飲んでお腹を満たしてからご飯を食べさせるのも良いでしょう。
満足感が増し、食べ過ぎを抑制することができます。
早食いはさせない
早食いは、食べ過ぎの原因になります。
ゆっくり、よく噛んで食べさせましょう。
間食は控えめに与える
おやつは時間を決めて、だらだらと食べさせないようにしましょう。
おやつに果物を与えるなど内容にも気を配りましょう。
やわらかい食べ物は量に注意する
カレーやスパゲティ・ハンバーグなど、かまなくても食べやすい食べ物は、早食いになりやすく、必要以上の量を食べてしまう傾向があります。
与える量と食事時間に気を配りましょう。
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1章 小児肥満の基礎知識
2章 小児肥満の予防法
肥満に関心を持つことが第一歩