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子どもの成長と発達障害「発達障害は病気ではない」

2章 子どもはどのように成長していくのか

社会的参照

社会にとって良いか悪いかを知る

母子

この頃の子どもが何か行動しようとする時には、お母さんを見て「これをしても、大丈夫?」といった顔をします。
そのときに、お母さんが「大丈夫だよ」「駄目だよ」というふうなサインを出してあげることで、社会にとっての「良いこと」「悪いこと」を学んでいきます。

時期:1歳頃

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一般的に1歳頃に「社会的参照」が形成される準備がととのいます。
発達障害のある子どもは、生まれながらにもっている本人の素質などが原因となり、この年齢が遅れる傾向があります。

まだ言語が育たないうちに感じることができる

一般的な子どもは、お店に欲しいものが並んでいたとしても、まず盗もうとは思いません。
盗もうとすると、何か妙な感じがするからやめるという、原始的な判断がはたらいているからです。
間違ったことをすると変な感じがするという感覚の原点が、この社会的参照ではないかと考えられるのではないでしょうか。

社会的参照が育たないと・・・?

この社会的参照が育たなければ、後々、犯罪などの反社会的な行為をしてしまう原因にもなるかもしれません。

まとめ「親ができること」

ドクター

子どもに対して「良いこと」「悪いこと」のサインを出す

親に社会的判断を求めてきた子どもに対しては、はっきりと「良いこと」、「悪いこと」のサインを伝えてあげることが大切です。
出来ればなぜなのか、こどもの立場でわかるように説明してあげましょう。

- index -

1章 はじめに

2章 子どもはどのように成長していくのか

1歳頃
2歳頃
3歳~
4歳~
6歳~
10歳~

3章 発達障害の基礎知識

4章 主な発達障害

ADHD(注意欠如・多動性障害)
LD(学習障害)
PDD(広汎性発達障害)

5章 目指すところ

6章 発達障害が疑わしいと感じたら

子どもの成長と発達障害「発達障害は病気ではない」

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