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「おねしょ」と正しく付き合おう

3章 おねしょとの正しい付き合い方

子どもへの間違った対応

夜中に起こす

ドクター

おねしょをさせないために、夜中にわざわざ子どもを起こして尿をさせている方がいたら、今すぐやめましょう。
これは、おねしょで出るはずだった尿をトイレで出しているだけです。
おねしょの根本的な解決にはつながらないばかりか、デメリットもあります。

【デメリット1】ホルモンの分泌に影響がでる

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寝ている間には大事なホルモンが分泌されています。
夜中に起こすことで、このホルモンが分泌される機会が失われ、分泌が不安定になる恐れがあります。
寝ている間に分泌される主なホルモン
  ・抗利尿ホルモン・・・尿の量を抑える
  ・成長ホルモン・・・骨を成長させる

【デメリット2】膀胱の成長に影響がでる

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膀胱は尿が溜まることを何度もくり返すことで、より多量の尿を溜められるように成長していきます。
子どもを夜中に起こしてしまうと、膀胱に尿を溜める習慣が失われてしまい、膀胱の成長に影響がでる恐れがあります。

あせる、怒る

おねしょがいつまでも続き、あせってイライラしてしまい、怒ってしまう方がいたら、今すぐやめましょう。
前述した通り、おねしょは「子どもの体の器官が未発達なために生じる生理的な現象」です。
子どもが努力して克服できるものでもなく、自分でコントロールもできません。
あせりや、怒る行為は何も解決しないばかりか、子どもにストレスを感じさせ、精神的な影響を与えかねません。
ときに、おねしょの悪化につながる恐れもあるのです。

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1章 はじめに

2章 おねしょの基礎知識

3章 おねしょとの正しい付き合い方

「おねしょ」と正しく付き合おう

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