片頭痛に対処するポイント

ここでは医療機関で「片頭痛」と診断された方を対象に、発症時の痛みを軽減する対処方法をご紹介します。
処方された薬と併用して試してみましょう。

片頭痛に対処するポイント

（１）冷やす

片頭痛は、血管の拡張による「血管の炎症」が原因と考えられています。（詳しくは前述「片頭痛 」を参照）
痛む部分を冷やすと、痛みの原因とされる血管の拡張を抑えることができ、痛みが和らぐ場合が多くあります。

（２）湯船につからない

体を温めると血管が拡張してしまい、炎症が悪化する恐れがあります。
痛みを感じるときは、湯船につからないようにしましょう。
なるべくシャワーですませ、その際もお湯の温度は低温に設定しましょう。

（３）少量のコーヒーを飲む

発症早期であれば、コーヒーなどに含まれるカフェインは、痛みの原因とされる血管の拡張を抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。
※ただし、カフェインの摂取のしすぎは逆効果になりますので、飲むとしても少量（1杯程度）にしましょう。

（４）安静にする

片頭痛は、動くと痛みが悪化します。なるべく横になり安静にしていましょう。

（５）できれば寝る

寝る行為は、それだけで治療になります。
目が覚めたときに痛みが改善している場合が多くあります。