我慢は禁物!長引くからだの痛み「慢性痛」
1章 痛みの我慢は禁物!
痛みはからだや心の危険を知らせるサイン
程度に大なり小なり違いはあれど、日常生活の負担となる痛み。
でも、「痛い」と感じさせることでからだの損傷を最小限にとどめたり、痛みを持続させることでからだを安静させて傷の修復を促したりと、からだにとって大切な役割を果たしています。
痛みは脳が認識する
「痛い」という感覚は神経を伝わって脳で認識されるので、痛みへの執着心、不安、ストレスといった負の心理状態が痛みを増幅させ、長引かせることもあります。
急性痛と慢性痛の違い
痛みは、1ヶ月以内でおさまる「急性痛」と、それ以上の長期間にわたり続く「慢性痛」の2つに分けられます。
急性痛は、原因となるけがや病気が治れば消えていくものですが、痛みが生じたときに適切な治療をせずに放っておくと、生活習慣や心の問題などが複雑に絡み合い、慢性の痛みに変わってしまうことがあります。
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1章 痛みの我慢は禁物!
2章 痛んだ時のクリニック選び
3章 痛み治療の専門家「ペインクリニック」とは
我慢は禁物!長引くからだの痛み「慢性痛」