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喘息との正しい付き合い方

4章 普通の人と変わらない生活を送るために

喘息日誌をつけよう

症状管理の大切さ

日誌

喘息は、治療してすぐ治る病気ではなく日々の管理が大切です。 そのために習慣化したいのが、症状や体調の経過をまとめる喘息日誌です。少なくとも月1回以上、喘息の症状が現れる人は喘息日誌を取り入れましょう。

ピークフロー値を記録しよう

この喘息日誌をつける上で役立つのがピークフローメーターという機器です。これは、思い切り空気を吸い込んで、一気に息を吐き出した時に吐く息のスピードを測る機器です。 空気の通り道である気道が狭くなっていると低値を示します。ピークフローメーターは、喘息の人にとっては体温計のようなもので、毎日決まった時間に測定すれば気道の状態を客観的に把握することができます。 例えば、「数値が低くなってきたら発作に注意」、「変動が大きい時は気道の状態が不安定」といった読み取りができるため、適切な対処にも繋がります。

喘息日誌で喘息の状態を知ろう

喘息日誌では、ピークフロー値のほか、薬の使用状況、受診状況、発作の有無、咳や痰などの自覚症状、睡眠状態、体調、天候などを記入します。 記録を続ければどんな状態の時に発作を起こしやすいのかを知ることができ、予防にも役立てることができます。 クリニックにかかる際、この喘息日誌をつけておくとコントロールの状況や発作の原因が分かる場合もあるので治療もスムーズに進みます。

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1章 喘息を正しく理解しよう

2章 喘息は「慢性疾患」です

3章 喘息を上手にコントロールしよう

4章 普通の人と変わらない生活を送るために

喘息との正しい付き合い方

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