心配しないで!「子どものチック」
2章 チックが起こる仕組み
チックは体質のようなもの
脳の神経が活発な状態
かつてチックは親の育て方の問題だと言われていた時期もありましたが、今では、脳の神経の一部の過敏性が原因であることがわかっています。これは体質的な偏りであり、親の育て方やストレスが原因ではありません。幼少期は、脳の神経活動が活発になる時期なので、脳機能のバランスを崩しやすくチックを発症しやすいのです。
成長とともに自然と症状は消える
成長とともに脳の働きが安定してくればチックの症状が次第に消えていく場合がほとんどです。稀にチックが慢性化して大人まで残る場合もありますが、まばたきや咳が残る程度です。
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1章 チックとは?
2章 チックが起こる仕組み
3章 チックの子どもの見守り方
心配しないで!「子どものチック」