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お薬にも個性がある! 「1日2回」「1日3回」を必ず守って治しきるまで飲ませよう!

1章 お薬が効く仕組み

中途半端な飲み方は「菌」を強くするリスクが

菌

薬のなかでも、特に抗生剤を飲む時は決められたタイミングや回数を必ず守ってください。抗生剤は、病気の原因となる菌を殺したり増殖を抑えたりする薬で病気の早期回復に役立ちますが、正しい飲み方をしないと菌を強くしてしまう恐れがあります。

抗生剤が効かない「耐性菌」ができてしまう

私たち人間が、予防接種などで弱った菌を体内に入れて免疫をつけるのと同じように、菌も濃度の薄い薬にさらされると薬に対する免疫を身につけてしまうことがあります。薬を飲んだり飲まなかったり、飲む間隔をあけてしまったりすると、薬の血中濃度が低い状態が続き菌を鍛えることになるのです。その結果、菌は薬に対する「耐性」を身につけてしまいます。このような、薬が効きづらい菌を「耐性菌」と呼びます。

次のような飲み方は、耐性菌を増やす危険があるので絶対にやめましょう。

  • 病院に行かず自宅に余っていた薬を適当に飲む
  • 症状が良くなったから途中で飲むのをやめてしまう
  • 薬を飲んだり、飲まなかったりする

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1章 お薬が効く仕組み

2章 お薬を飲めなかった時の考え方

3章 お薬との付き合い方

お薬にも個性がある! 「1日2回」「1日3回」を必ず守って治しきるまで飲ませよう!

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