15年後の生存率は60%以下! 正しい知識で正しく治そう「睡眠時無呼吸症候群」
3章 手遅れになる前に!検査・治療に付き添う
その他の治療法
睡眠時無呼吸症候群にはCPAP治療以外の治療法もあります。原因によっては、減量や手術で治る場合もあります。
減量
睡眠時無呼吸症候群の根本治療とも言えます。減量に成功するだけで睡眠時無呼吸症候群の症状がおさまるケースもあるため、優先的に行ってください。
マウスピース
精密検査でAHIが5以上20未満、簡易検査でpmAHIが15未満の、軽度な症状に適した治療法です。マウスピースを睡眠中に装着することで舌や下あごを前方に固定し、上気道を広げていびきや無呼吸を防ぎます。マウスピースの作製は歯科で行われるため、検査を受けた医療機関の検査結果と医師の紹介状が必要になります。
外科的手術
アデノイドや扁桃腺肥大、顎が小さいなど、気道を狭くする原因が明らかな場合は、手術で根治できる場合があります。ただし、重度の肥満が認められる場合は麻酔の事故リスクが高いため手術が受けられません。まずは減量を優先しましょう。
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1章 肥満だけとは限らない?意外と身近な「睡眠時無呼吸症候群」
2章 「睡眠時無呼吸症候群」はパートナーしか気づけない
3章 手遅れになる前に!検査・治療に付き添う
4章 「睡眠時無呼吸症候群」の予防・改善-「あいうべ」体操
15年後の生存率は60%以下!
正しい知識で正しく治そう「睡眠時無呼吸症候群」