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都市伝説レベルの誤解と偏見! 副鼻腔炎の正しい知識を身につけよう

2章 副鼻腔炎の診断とおもな治療法

内視鏡・CT・血液のそれぞれの検査でわかること・検査にかかる費用

メモ

副鼻腔炎の診断では、内視鏡で鼻の中を見る検査、レントゲンやCTといった画像検査、アレルギーが関連していないかを見る血液検査が行われます。

内視鏡検査

数ミリ程度の細いファイバースコープを用いて、直接見ることの難しい鼻の奥を観察します。副鼻腔炎に特徴的な膿性鼻汁の存在や慢性副鼻腔炎によく合併するポリープの有無を調べることができます。

CT検査

副鼻腔炎がどのくらい重症なのかを調べる検査です。副鼻腔に膿がたまると影として映ります。レントゲンでも副鼻腔炎の程度を調べることはできますが、CTではより詳細に重症度を評価でき、いわば副鼻腔炎の確定診断として用いられる検査です。

アレルギー血液検査

副鼻腔炎を悪化させる原因の一つはアレルギー体質の有無です。アレルギー体質のほうが副鼻腔炎を治りにくくしますので、副鼻腔炎の検査の一つとして行われています。

このように、副鼻腔炎を正確に把握するためには、内視鏡検査、画像検査、アレルギー血液検査の三つの検査法があります。必要最小限の検査が望ましいですが、三つの検査を行わないと正確な診断ができないことがあります。検査費用は、保険診療3割負担で内視鏡検査が約2,000円、CT検査が約3,000円、アレルギー血液検査が約4,000円(検査項目の数によって異なります)と、それぞれ気軽に行える検査ではありませんが、病状を正しく把握するためにはいずれも価値のある重要な検査であることを知っておきましょう。

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1章 副鼻腔炎ってどんな病気?

2章 副鼻腔炎の診断とおもな治療法

3章 副鼻腔炎の思わぬ弊害と正しい予防法

都市伝説レベルの誤解と偏見! 副鼻腔炎の正しい知識を身につけよう

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