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脳の誤動作が肩こりの原因だった! 日常生活にも役立つ「脳の感覚トリック」を探る

3章 感覚トリックを日常の生活に取り入れる

マインドフルネス状態の時間を意識的に増やす

体の緊張はストレスがかかっている状態

ヨガ

何を試しても、取り除いても肩こりが軽減しない場合は、体が常に緊張している状態であると考えられます。緊張しているということは、ストレスがかかっている状態です。ストレス状態の時には、常に脳が働いてしまっているため、脳を休めることが必要になります。

睡眠をしっかりとり、ヨガをしたり呼吸法をしたり、リラックスしてストレスを除くことをしてみましょう。映画を観たり、散歩などの有酸素運動をしたり、音楽や絵画を鑑賞する時なども、脳が休息するといわれています。

脳の休息のために、マインドフルネスを試みてみよう

ストレスを軽減するには、日常生活の中で意識的にマインドフルネス(脳が休息している)状態の時間を作ることをおすすめします。
マインドフルネスというのは、「今の自分の状態に注意を向け、感情や思考を判断せず、あるがままの自分を受け入れる、心が整った状態」のことです。単にぼんやり何も考えていない状態のことではありません。
瞑想やヨガ・呼吸法をしている時のマインドフルネスが、本当の意味で休息状態にすることが可能といわれています。

ぼんやりして何かに意識を集中させていない時というのは、脳がアイドリングしている状態です。脳がアイドリング状態の時に、脳を休息させること(マインドフルネス)で、感覚情報を正常に戻すことができ、体の緊張がゆるみ肩こり改善につながります。

脳がアイドリング状態の時には、デフォルトモードネットワークと呼ばれる神経回路が活発に活動しています。デフォルトモードネットワークは、ぼんやりしている安静時に機能し、意識的な活動時には機能が低下します。
ぼんやりと何も考えていない時でも、脳は稼働している状態なので、自分では休んでいると思っていても、脳が休息しているとはいえないのです。

そのため、今、自分がしていること、呼吸と五感だけに注意を向けるマインドフルネス状態を作ることで、脳を休息させる効果が高くなるのです。

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1章 なぜ肩こりが起こるのか?

2章 肩こりの原因「脳の誤作動」はどうやって防ぐ?

3章 感覚トリックを日常の生活に取り入れる

脳の誤動作が肩こりの原因だった! 日常生活にも役立つ「脳の感覚トリック」を探る

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