1週間で使用できる薬剤の種類と量を知ろう

頭痛の薬は種類ごとに1週間単位で管理しよう

具体的に、１週間単位で薬の飲み方を見ていきましょう。

「起こった痛みを和らげる」鎮痛剤は１カ月に15日まで。１カ月を４週として、１週間のうち３日飲める計算になります。
「痛みのもとを取り除く」トリプタン製剤は片頭痛の特効薬ですが、１カ月に10日まで。１カ月を４週として、１週間のうち2日飲める計算になります。

鎮痛剤とトリプタン製剤は同日に飲んでも構いませんが、週に４日は鎮痛剤もトリプタン製剤も飲まない日を作る必要があります。これを３週間ほど続けると、ほとんどの人は頭痛が軽減します。そして２カ月ほど頑張れば、びっくりするほどの改善が期待できるのです。