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痛みが止まらなくなる悪循環! 頭痛薬の使い過ぎが招く頭痛

2章 薬剤の使用過多による頭痛を治すには?

治療は頭痛と薬剤の関係から考えて

頭痛にきちんと効く薬を処方してもらうことが大切

お薬手帳

薬剤の使用過多による頭痛(MOH)の原因は、痛み止めのお薬を多く飲む(月のうち10日以上も鎮痛剤やトリプタン製剤を飲む)ことにあります。特に効果が出ない薬を繰り返し飲むことも要因のひとつです。片頭痛発作をおそれるあまり、その予兆である肩こりを感じた時点で頭痛薬を飲んでしまうことを繰り返し、かえって頭痛を引き起こしてしまうのです。だからこそ、必ず効く、症状に最適な頭痛薬を病院で処方してもらうことが大切です。そうすることで、予兆の段階で薬を飲むのを防げます。

ただし、誤解しないでいただきたいのが、頭痛発作が少なく、鎮痛剤などもあまり使用されない方は、頭痛が強くなるのを我慢する必要はなく、できるだけ軽いうちに鎮痛剤などを使用すべきです。頭痛薬は軽い頭痛のときに飲むのがダメという訳ではないのです。薬剤の使用過多による頭痛においては、全ての頭痛に対して軽いうちに頭痛薬を飲むのは賢明ではありません。

頭痛発作が起こるのがわかるなら、頭痛が軽いうちに薬を飲むほうが良いということです。それは頭痛の程度であったり、頭痛のする箇所であったり、拍動性や重たい感じだったりと千差万別ですが、自分の頭痛の回数や痛みの程度を把握しておくことで、効く薬を飲むベストなタイミングが次第にわかってくるようになります。

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1章 頭痛薬の使い過ぎが、かえって頭痛を引き起こす!?

2章 薬剤の使用過多による頭痛を治すには?

3章 頭痛と上手に付き合っていく

痛みが止まらなくなる悪循環! 頭痛薬の使い過ぎが招く頭痛

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