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痛みが止まらなくなる悪循環! 頭痛薬の使い過ぎが招く頭痛

2章 薬剤の使用過多による頭痛を治すには?

薬のコントロールは焦らず気長に

薬の量が減れば頭痛の回数も減っていく

カーテン

薬剤の使用過多による頭痛(MOH)の治療では、「頭痛薬は週3回までにして、それ以外は、予防薬(西洋薬と漢方薬)を飲みつつ、漢方薬や胃薬、筋弛緩薬、こめかみを押さえたり、冷やしてみたりすることで我慢しましょう」とお伝えしていますが、たまに患者さんは、どうしても痛みに耐えきれず、薬の量を減らすことができないとお話しされるのが現状です。

そのような場合は入院治療という方法もあります。これは、お薬をコントロールするだけではなく、日常生活を管理し、ストレスフリーな環境を作ることを意味します。
朝起きてきちんと食事し、会社や家族のストレスから離れ、規則正しい生活で睡眠をしっかり取れば、MOHは良くなるということですが、それはなかなか難しいことですよね。したがって、適正回数の鎮痛薬と予防薬を同時に飲みながら頑張って、焦らず気長に、少しずつ頭痛を減らしていくことになります。

年齢にもよりますが、薬剤の使用過多による頭痛は、薬を飲む量が減れば、頭痛の回数は目に見えて減っていきます。それに伴い予防薬も減らしていき、中止するという流れになります。

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1章 頭痛薬の使い過ぎが、かえって頭痛を引き起こす!?

2章 薬剤の使用過多による頭痛を治すには?

3章 頭痛と上手に付き合っていく

痛みが止まらなくなる悪循環! 頭痛薬の使い過ぎが招く頭痛

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