痛みが止まらなくなる悪循環! 頭痛薬の使い過ぎが招く頭痛
3章 頭痛と上手に付き合っていく
生活習慣の改善と肩こり体操
日々の生活習慣の見直しも重要
睡眠時間や食事、ストレスといった生活習慣も薬剤の使用過多による頭痛(MOH)の改善には大切なポイントです。睡眠不足や偏った食事、ストレスは血行不良や全身の緊張を招き、頭痛を引き起こす原因となりますので、ストレスフリーの規則正しい生活を送ることが理想的です。また、日常的に頭痛を予防する軽い運動を取り入れることもおすすめです。頭痛につながることの多い肩こりを改善する運動を2つご紹介します。
肩甲骨を左右に動かす「腕振り」運動
ひじを胸の高さで水平に曲げ、体は正面に向けて頭を固定した状態で、腕を左右に大きく振ります。体の中心軸を意識しながら行いましょう。
肩甲骨をほぐす「腕まわし」運動
両腕をまっすぐ正面に伸ばし、そのまま肩より高く上げ、背中側に持っていき、正面へ戻します(後ろまわし)。肩甲骨をほぐすことを意識しながら、後ろに5回まわしたら、反対向きに5回まわします(前まわし)
※ドクターズコンテンツ「肩こり」では、その他の肩こり体操もご紹介しています。
すきま時間にできる!肩こり体操のやり方
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1章 頭痛薬の使い過ぎが、かえって頭痛を引き起こす!?
2章 薬剤の使用過多による頭痛を治すには?
3章 頭痛と上手に付き合っていく
痛みが止まらなくなる悪循環!
頭痛薬の使い過ぎが招く頭痛