SOSに気づくのは親の役割! 子どもの視機能の発達を意識しよう
2章 親が早期発見したい!子どもの視機能異常
子どもにこんな動作や症状がありませんか?
乳幼児は、テレビやスマホが見えにくくても、本が読みにくくても、自分でおかしいと思ったり、意思表示をしたりすることはありません。ずっと続いている今の状態が普通だからです。
では、毎日接している親が気づかないものでしょうか。答えはNOです。
例えば、1歳半~2歳くらいの場合、
- いつもまぶしがる
- テレビに近づいて見る
- 目を細めて見る
などの動作や症状はないでしょうか。もう少し大きくなると、次のようなこともないでしょうか。
- ノートに近づいて書く
- 黒板の写しが苦手
- ボール運動のキャッチが苦手
などです。
よく親が注意をしてみていればおかしいと思うようなことはいくつもあるのではないでしょうか。
何かおかしいと気がついた時は、視機能の検診に行くことをおすすめします。
楽しみながら視機能をチェックしよう
また、日頃から自宅にあるものを使い、ゲーム感覚でお子さんと一緒に視機能の異変をチェックしてみましょう。カレンダーや時計を使ったり、動物や花、⾞、電車、飛行機など、お子さんが好きなイラストを見せたり、塗り絵などをしながら、両目や片目で見え方をチェックすることが可能です。
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1章 子どもの視機能の発達
2章 親が早期発見したい!子どもの視機能異常
3章 眼科で受ける子どもの視機能検査
SOSに気づくのは親の役割!
子どもの視機能の発達を意識しよう