マインドフルネスとは「何も考えないが集中している」状態

「ストレスを感じない自分」になるためにおすすめしたいのがマインドフルネスです。

英語のmindful（マインドフル）には、「気付く」という意味があります。そこから転じてマインドフルネスは、頭の中を空っぽにして無の状態を作っていくことにより、瞑想に近い状態になり、脳の中を集中させ雑念を取ることを指します。ただぼんやりするのではなく、ある対象に注意を向ける。「何も考えないが集中している状態」だとイメージしてください。

マインドフルネスは瞑想に近いものですが、少し違いがあります。瞑想は何も考えず何にも集中せず、どちらかというとただぼんやりとした状態に近いのですが、眠っているわけではありません。覚醒していながら何も考えず何にも集中しない状態を作るのが瞑想で、普通の方にはなかなか実践するのが難しいものです。

そこで、本来の瞑想よりも挑戦しやすいトレーニング法として注目されているのがマインドフルネスです。瞑想の初心者も取り入れている方法で、何かひとつのことに集中することによって雑念が出てこないようにするというものです。集中する対象は自分の呼吸が良いですが、鳥の声や水の流れなど自然の音、自分の声などを取り入れるのもいいでしょう。