子どもの成長と発達障害「発達障害は病気ではない」
2章 子どもはどのように成長していくのか
言葉によるコミュニケーションの始まり(自我の始まり)
外界に向いていた目が、自分自身に向く
この時期になると、自分自身の存在を意識できるようになり、それまで外界に向いていた目が自分に向きます。
そうして自分がどんな人かを考えることを自己意識(自我)と呼んでいます。
時期:2歳頃
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一般的に2歳頃に「自我」が形成される準備がととのいます。 発達障害のある子どもは、生まれながらにもっている本人の素質などが原因となり、この年齢が遅れる傾向があります。 |
自我が育たないと・・・?
この自我が育たないと、自分自身を大事にしなくなってしまいます。
また、自分が社会にどのように関わっていくか、協調していけばいいのかを考えることができなくなってしまいます。
まとめ「親ができること」
こどもが他者の意図と自己の意図を統合して自己の意志を形成していくことが自我の芽生えです。
こどもの意図を大切にしてあげること、親の意図だけを押しつけないことが大切です。
- index -
1章 はじめに
2章 子どもはどのように成長していくのか
1歳頃
2歳頃
3歳~
4歳~
6歳~
10歳~
3章 発達障害の基礎知識
4章 主な発達障害
ADHD(注意欠如・多動性障害)
LD(学習障害)
PDD(広汎性発達障害)
5章 目指すところ
6章 発達障害が疑わしいと感じたら
子どもの成長と発達障害「発達障害は病気ではない」