お子さんの視力、育っていますか? 早期発見が大切!子どもの弱視
1章 子どもの弱視を知ろう
視覚は「両目で鮮明に見る」ことで発達する
人の目の構造は、カメラに似ています。眼球に入ってきた映像は、レンズの役割をする水晶体を通り、フィルムにあたる網膜に投影され、さらに視神経を通って脳に情報が伝わり、視覚として認識します。
物が見えるようになるまで
生まれたばかりの赤ちゃんの視力はぼんやりと見える程度で、物を見ることを繰り返しながら視力が発達していきます。
まずは「①両目で物を鮮明に見ること」。そして「②網膜上にピントが合った鮮明な映像を投影すること」、さらに「③映像を脳に正しく伝えること」。この三つが適正に行われることで、脳の見る機能が刺激され、視力が育っていくのです。
このように、視力の発達には脳の見る機能の発達も深く関わっていて、「鮮明な映像を脳に伝え続けること」が不可欠な要素となります。
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1章 子どもの弱視を知ろう
2章 子どもの弱視は「早期発見」がなによりも大事
3章 子どもの弱視の治療
お子さんの視力、育っていますか?
早期発見が大切!子どもの弱視