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誰にでも起こりうる認知症〜付き合い方を知ってより良い生活を!

2章 バランスの良い⽣活が認知症の予防につながる

動脈硬化がアルツハイマー病の発症に関係している

足さすり

アルツハイマー型認知症を単独で発症する割合は少なく、約8割は動脈硬化が背景にあるともいわれています。また、高血圧や糖尿病、高脂血症、肥満、運動不足といった生活習慣病の危険因子も認知症の発症と関連があることが研究によって示されています。つまり、動脈硬化をはじめとする生活習慣病を予防することが認知症の予防につながるのです。

親が認知症になった場合「自分も認知症になるのではないか」と心配する人も多いかもしれません。しかし、65 歳を過ぎてから発症している場合は、遺伝的な要素は低いと考えられています。それよりも規則正しい生活を送り、血管の健康を保つことが大切です。

ただし、40~50代など若い世代で発症する若年性認知症については遺伝の割合が大きくなっています。若くして認知症になった家族がいる場合は注意が必要です。

また、ストレスが認知症の引き金になることもあります。過剰なストレスがかかると交感神経が優位になり、血管が収縮して血圧が上昇し、動脈硬化を悪化させるからです。できるだけストレスをためないようにして、血圧をコントロールしましょう。

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1章 認知症とは

2章 バランスの良い⽣活が認知症の予防につながる

3章 コツをおさえて円滑にコミュニケーション

誰にでも起こりうる認知症〜付き合い方を知ってより良い生活を!

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