誰にでも起こりうる認知症〜付き合い方を知ってより良い生活を!
3章 コツをおさえて円滑にコミュニケーション
社会とのつながりを実感してもらい、不安を感じさせない⼯夫を
認知症の患者さんは不安や孤独感を抱えている人も多いため、社会や人との関わりが絶えないよう周りが気にかけてあげることが大切です。こまめに笑顔で話しかけたり、一緒に過ごしたりして、積極的にコミュニケーションをとりましょう。
人間にとって「自分が必要とされている」と感じることはとても重要です。タオルをたたむといった簡単なことでいいので何か仕事をお願いしましょう。役割を持つと「がんばろう」という意欲につながります。
不安やストレスが徘徊といった周辺行動につながることがあります。本人が安心できるように工夫するだけでも、認知症の症状や周辺行動を和らげることができるでしょう。
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1章 認知症とは
2章 バランスの良い⽣活が認知症の予防につながる
3章 コツをおさえて円滑にコミュニケーション
誰にでも起こりうる認知症〜付き合い方を知ってより良い生活を!