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ニキビは早めの治療を!根気よく、前向きな気持ちで予防・改善に取り組もう

1章 ニキビとは

ニキビはれっきとした皮膚の病気

ニキビ

ニキビは多くの人が経験するため「治療するほどの病気ではない」と思われがちですが、正式名を「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」といって、れっきとした皮膚疾患であり、治療の対象です。

ニキビは、過剰に分泌された皮脂や古い角質が毛穴に詰まることから始まります。この状態が面ぽう(コメド)です。毛穴の奥にある毛包と呼ばれる部分に皮脂や汚れが詰まると、ニキビの原因となるアクネ菌がこれらを栄養源として繁殖します。アクネ菌はどんな毛穴にも存在する常在菌ですが、その数が増えると炎症を起こす物質を放出して、炎症反応を引き起こします。これがニキビの正体です。

ニキビは段階的に悪化するのが特徴です。それぞれの段階を見た目の色によって区分することができます。

白ニキビ

初期段階のニキビです。毛穴の出口がふさがれ、皮脂が詰まって白っぽく見えるため、白ニキビと呼ばれています。まだ炎症を起こしておらず、痛みやかゆみはありません。

黒ニキビ

たまった皮脂や汚れが毛穴を押し広げ、表面に顔を出したコメドが酸化して黒く変色した状態です。まだ炎症は起きていないものの、放っておくと症状が悪化しやすいので注意が必要です。

赤ニキビ

アクネ菌が繁殖して炎症を起こした状態です。患部がぷっくりと赤く盛りあがり、痛みやかゆみを伴う場合もあります。

黄ニキビ

赤ニキビがさらに悪化すると、黄色い膿をもった黄ニキビに発展します。ニキビがここまで進むと、ニキビ跡が残りやすくなります。

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1章 ニキビとは

2章 ニキビの治療

3章 ニキビを防ぐ、あるいは悪化させないために

ニキビは早めの治療を!根気よく、前向きな気持ちで予防・改善に取り組もう

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