途中でやめないことが「美肌」につながる

ニキビを治療し美肌を目指す上で、一番大切なのは「続けること」です。治療の目安は3カ月〜6カ月。それまでは目に見えるニキビはなくなったようでも毛穴のつまりは改善されておらず、途中で治療をやめるとまたニキビができてしまいます。

途中で良くなったと思って治療をやめ、また悪くなって来院するという方もたくさんいます。良くなったと思っても途中で治療をやめず、病院にも定期的に通うことができれば、ニキビ自体はもちろんニキビあとの赤みや凹凸も徐々に良くなり、毛穴のつまりも改善して美肌に近づいていきます。根気よく治療を続ければ、ぬり薬の保険診療でも十分に美しい肌を目指すことができるのです。

また、薬は切らさずに、常に手元にある状態にしておくことも大切です。ニキビがなくなり毛穴のつまりもなくなって完治したようでも、いつの間にかまた毛穴がつまってしまい、再びニキビができてしまうこともあります。その時にすぐに治療できるよう、ぬり薬を切らさないように心がけてください。治療後も経過を見るため定期的に通院するようにして、その際にぬり薬についても相談するようにしましょう。

ぬり薬でのニキビ治療は、「かぶれ」の副作用に注意しながら徐々に治療を始め、途中でやめずに毛穴のつまりが改善するまで治療を「続けること」が大事なポイントです。理想の美肌を目指して、一緒に頑張っていきましょう。