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1日でも早く免疫をつけるために 知っておきたいワクチンの知識

3章 ワクチンに関連するリスク

ワクチンの副反応とは何か

ドクター

ワクチンは安全に抗体をつける唯一の方法です。(※)
しかし稀(まれ)に副反応と呼ばれるリスクが生じる可能性があります。
この章ではワクチンに関連するリスクを解説します。

※参照:安全に抗体を作る唯一の方法がワクチン

副反応の概要

ワクチン接種にともなう本来の効果(免疫獲得)以外のはたらきを副反応と呼びます。
ワクチンを接種した部位が痛んだり、赤く腫れたりしますが、ほとんどが軽度な症状で終わります。
症状の重症化は極めて稀です。

副反応はなぜ起こるか?

理由1:ワクチンの病原体に感染してしまう

生ワクチンは、毒性を弱めた生きた病原体(細菌、ウイルス)から作られるワクチンです。(※)
そのため生ワクチンの病原体に感染してしまう場合があります。
毒性を弱めているため症状はほとんどでませんが、極めて稀に軽度の症状がでます。

※参照:ワクチンの分類「生と不活化」

理由2:人体の免疫反応が強くあらわれてしまう

生ワクチン、不活化ワクチンに関わらず、体内に異物が侵入した際の免疫反応が強くあらわれる場合があります。
アレルギー反応などもこの免疫反応に当てはまります。

副反応が起こる可能性がある期間

ワクチン接種後30分間は副反応が起こりやすい時間です。
この間は大事をとって接種した医療機関内で待機するように指示される場合があります。

【豆知識】「副反応と副作用は同じ?」

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薬による治療効果以外のはたらきをまとめて副作用と呼びます。
基本的には副反応と副作用の意味は同じですが、先に述べたようにワクチンは人体の免疫反応によって起こる特徴があるため、「副反応」と呼ばれています。

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1章 ワクチンについて学ぶ前に

2章 ワクチンの基礎知識

3章 ワクチンに関連するリスク

1日でも早く免疫をつけるために 知っておきたいワクチンの知識

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