嘔吐や下痢の症状がある時の食事の仕方

油ものを避け、好きなものを食べさせてあげましょう

具合が悪いときは無理に食べさせる必要はありませんが、嘔吐が無く食べられるときには好きなものを食べさせてあげてください。
油ものを避ける以外は食事に制限はありません。
離乳食がはじまっていない乳児の場合は、これまで通り母乳やミルクを飲ませてあげましょう。

絶食療法は完治の遅れにつながる

以前は、絶食療法といって嘔吐や下痢の症状があるときは食事をさせない治療法がありました。
しかし胃腸をまったく使わないために、かえって胃腸が弱まり完治が遅れることがわかってきました。

頭文字「BRAT」で覚える胃腸にやさしい食べもの

消化が良いといわれている４つの食べものを紹介します。
メニューに迷ったときに、参考にしてみてください。
点滴のように少量ずつ与えるのがポイントです。
（必ずこれらを食べなければいけないわけではありません）

食事後、下痢をしても大丈夫

食事後、もし下痢をしてしまっても食べものに含まれていた栄養の半分以上は体内に吸収されるといわれています。