子どもに多い「マイコプラズマ肺炎」
1章 肺炎の基礎知識
肺炎とは何か?
がん、心臓病、脳卒中に続いて、日本人の死亡原因の第4位が肺炎です。
病気を正しく理解し、予防と早めの対策をすることが肝心です。
肺炎とは
肺が炎症を起こす病気です。
肺が炎症を起こす原因は、肺が感染源を吸い込んで発病する「細菌性肺炎」「ウイルス性肺炎」「真菌性肺炎」などの<感染性の肺炎>の場合と、「薬剤性肺炎」「アレルギー性肺炎」などの<非感染性>の場合があります。
一般的に「肺炎」といった場合は、<感染性の肺炎>のものを指す傾向があります。
肺炎は怖い?
昔、栄養状態が悪かった時代は、体の免疫力・抵抗力も弱かったため、風邪をひくといきなり肺炎になってしまうケースがほとんどでした。
そのため、「肺炎=怖い病気」というイメージが根強く残っているかもしれません。
しかし現在は、衛生状態・栄養状態ともに良好のため、肺炎に至るケース自体が少なくなっており、いきなり肺炎を発症するケースはまれです。
現在の肺炎は、風邪で抵抗力が落ちた事によって肺炎に繋がってしまう、いわば「二次的肺炎」が通例といえます。
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1章 肺炎の基礎知識
2章 「マイコプラズマ肺炎」の基礎知識
3章 「マイコプラズマ肺炎」の対処法
4章 まとめ
子どもに多い「マイコプラズマ肺炎」