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15年後の生存率は60%以下! 正しい知識で正しく治そう「睡眠時無呼吸症候群」

1章 肥満だけとは限らない?意外と身近な「睡眠時無呼吸症候群」

肥満だけとは限らない?睡眠時無呼吸症候群になりやすい人の特徴

ドクター

睡眠時無呼吸症候群は、空気の通り道である気道が狭くなることで起こります。気道を狭くさせる原因はいくつかあり、次のような人が発症しやすい傾向にあります。

睡眠時無呼吸症候群になりやすい人

1.肥満

首のまわりに脂肪がつくため、気道が狭くなってしまいます。肥満体型のなかでも特に首が太く短い体型の人は気道が狭い傾向にあるため注意が必要です。

2.扁桃腺やアデノイド肥大

扁桃腺(正しくは口蓋扁桃といいます)やアデノイドが大きくなると気道を圧迫し、気道を狭くしてしまいます。

3.顎が小さい。あるいは引っこんでいる

顎が小さい人や後ろに引っ込んでいる人は気道がもともと狭く、少し体重が増えただけで、睡眠時無呼吸症候群に繋がる可能性があります。

4.鼻の通りが悪い

慢性的に鼻がつまると口呼吸になります。慢性的に鼻がつまる代表的な病気としては、アレルギー性鼻炎、鼻中隔わん曲症があります。ずっと口をあけて寝ていると舌の位置が後ろに移動していき、気道が狭くなってしまいます。

5.加齢

加齢にともなう筋肉のゆるみにより、横になった時に舌の付け根が気道の方へ落ち込みやすくなり、気道が狭くなります。

1~5のうち一つの項目だけで睡眠時無呼吸症候群が起こる人もいれば複数の要素を少しずつ持ち併せて発症する人もいます。肥満が睡眠時無呼吸症候群になりやすいというのは、よく知られていることだと思いますが、肥満がなくても、ただ顎が小さいというだけでも発症する可能性があるという点がポイントです。

- index -

1章 肥満だけとは限らない?意外と身近な「睡眠時無呼吸症候群」

2章 「睡眠時無呼吸症候群」はパートナーしか気づけない

3章 手遅れになる前に!検査・治療に付き添う

4章 「睡眠時無呼吸症候群」の予防・改善-「あいうべ」体操

15年後の生存率は60%以下! 正しい知識で正しく治そう「睡眠時無呼吸症候群」

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