お子さんの視力、育っていますか? 早期発見が大切!子どもの弱視
2章 子どもの弱視は「早期発見」がなによりも大事
3歳児健診の重要性
3歳児健診は、弱視を発見する大切な機会です。3歳児健診の視力検査は、まず家庭で一次検査と問診を行います。そして、なんらかの問題があった子どもに対し、保健師らが健診会場で二次検査を行うのが一般的です。
弱視の治療は、3~4歳くらいの視覚の感受性が高い時期に始められるかどうかで、予後が変わってきます。早期発見・早期治療のためにも、3歳児健診は必ず受けましょう。
家庭での視力検査は「片目を確実に隠す」が大切
一次検査を行う際、手で隠すと、よく見える方の目ですきまから覗いてしまい、異常を見逃すことがあります。できるだけ正しく検査をするために、片目を隠すときにはガーゼやティッシュペーパーなどを用いて、すきまから見えないように確実に隠しましょう。
すぐの受診が必要な場合
瞳が白く光って見える、目の大きさや形がおかしいなどの症状は、重篤な病気が潜むサインでもあります。このような症状がある場合は、3歳児健診の前であってもすぐに眼科を受診してください。
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1章 子どもの弱視を知ろう
2章 子どもの弱視は「早期発見」がなによりも大事
3章 子どもの弱視の治療
お子さんの視力、育っていますか?
早期発見が大切!子どもの弱視