良性発作性頭位めまい症にご用心
2章 良性発作性頭位めまい症の検査と治療
医療機関でおこなう検査
他の病気(メニエール病など)と間違われることもある良性発作性頭位めまい症。
正しい診断のためには、次のような検査をおこないます。
主な検査
良性発作性頭位めまい症の検査は、眼の検査が中心です。
自分が動かすつもりはなくても勝手に眼が動いてしまう「眼振」があるかどうかなど、特有の眼の動きを検査します。
頭位眼振検査(とういがんしんけんさ)
![頭位眼振検査](http://park-sc.paa.jp/park2/images/dc-22-5.png)
あおむけに寝て頭の位置を変えながら眼の動きを観察します
頭位変換眼振検査(とういへんかんがんしんけんさ)
![頭位変換眼振検査](http://park-sc.paa.jp/park2/images/dc-22-6.png)
寝たり起きたり頭を動かしながら眼の動きを観察します。
赤外線CCDカメラによる検査
![赤外線CCDカメラ](http://park-sc.paa.jp/park2/images/dc-22-7.png)
赤外線カメラで撮影して眼の動きを観察します。
以上のような検査結果を基に、めまいの診断をおこないます。
- index -
1章 めまいの基礎知識
2章 良性発作性頭位めまい症の検査と治療
3章 良性発作性頭位めまい症のリハビリテーション
4章 良性発作性頭位めまい症の予防方法
良性発作性頭位めまい症にご用心