心配しないで!「子どものチック」
3章 チックの子どもの見守り方
家庭と園・学校でできること
「やめなさい」は逆効果
大切なのは周囲が特別視しないことです。目立つ動きが出るたびについ注意してしまいがちですが、意識し過ぎるとチックが増えたり、逆に注目を得ることができるために長引いたりすることもあります。
本人が気にしたら?
なかにはチックが出ることを心配する子もいます。そんな時は、「今はチックというものが出ているけれど、自然に治るから大丈夫だよ」と伝えてあげましょう。チックは治るものだと理解することで、チックが良くなる子もいます。
園や学校にも協力してもらおう
チックが原因でいじめられるのではないかと心配する方が多いですが、子どもは適応性があるので周囲の子どもはそういうものだとすぐに慣れてしまいます。
また、園や学校ではチックが頻繁に起こらず気付かれないことも多いようです。心配なら「チックがありますが普通に接してください」と、先生にお願いしておくとよいでしょう。
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1章 チックとは?
2章 チックが起こる仕組み
3章 チックの子どもの見守り方
心配しないで!「子どものチック」