「そのうち治る」が治療の機会を逃す。 早めに病院に相談して「夜尿症」を卒業!
3章 夜尿症が与える子どもへの心理的影響
子どもとのかかわり方で親が気をつける点は?
温かい目でお子さんを見守りましょう
「焦らない」「怒らない」「ほめる」「比べない」ことが大切です。この4つのことを意識し、子どもへの対応には十分に気をつけましょう。
周りの大人が怒りたくなる気持ちは理解できるのですが、子どもは無意識におねしょをしてしまっているので、怒っても何も解決しません。夜尿症は育て方やしつけの問題ではありませんので、病気のことを理解し子どもや自分を責めないことが重要です。
おねしょをしなかった日はたくさんほめてあげて、温かく見守ってあげましょう。
発達障害が関連している場合
注意欠陥多動性障害などの発達障害がある場合は、夜尿症が合併しやすいといわれています。夜尿症治療で疑われるような場合は、発達障害も視野に入れ同時にケアが必要となる可能性もあります。
専門医に相談するか、夜尿症で受診している先生に相談してみましょう。
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1章 おねしょを軽く考えていませんか?夜尿症の正しい知識を理解する
2章 夜尿症の治療方法
3章 夜尿症が与える子どもへの心理的影響
「そのうち治る」が治療の機会を逃す。
早めに病院に相談して「夜尿症」を卒業!