インフルエンザから家族を守ろう
2章 インフルエンザの予防法
感染予防の7原則
(1)流行前にワクチンを接種する
お子さんだけでなく、ご家族全員で予防接種を受けると、さらに効果的です。ウイルスに感染した場合もワクチンを接種していれば重症化につながりにくいと言われています。
12月までに2回の接種を終えるようにしましょう。
◆生後6ヶ月以上13歳未満のお子さんの場合
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接種してから効果が現れるまで、通常2週間ほどかかります。 そのため、1回目の接種からは2~4週間あけて2回目の接種をおこないましょう。 |
◆6ヶ月未満のお子さんの場合
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6ヶ月未満のお子さんはワクチンを接種することができないため、お子さんに接する可能性のある周囲の方が予防接種を受けておきましょう。 |
(2)栄養と休養を十分にとる
日ごろからバランスよい食事をこころがけることが大切です。
栄養をとることでウイルスへの抵抗力が高まります。
また、夜更かしなどはせずにしっかりと休養をとりましょう。
(3)外出は必要最小限に
インフルエンザは、飛沫感染、接触感染によって感染します。
繁華街のような人混みを避け、外出は必要最小限に控え、ウイルスを寄せ付けないようにしましょう。
(4)外出時にマスクを着用する
外出時のマスクの着用も感染防止に効果があります。
(5)帰宅時にはうがい、手洗いをする
手洗いは接触による感染を、うがいはのどの乾燥を防ぎます。
のどが乾燥すると、のどにある粘膜の防御機能(ウイルスの感染を防ぐはたらき)が低下してしまいます。
帰宅時には必ずおこないましょう。
(6)室内の湿度は50~60%に保つ
ウイルスは低温、低湿を好みます。
加湿器などを利用し湿度を50~60%に保ちましょう。
(7)1時間に1回換気をする
ウイルスを部屋の中にとどめないため、換気も大切です。
1時間に1回はがんばって換気をしましょう。
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1章 インフルエンザの基礎知識
2章 インフルエンザの予防法
3章 感染後の対処法
4章 ママからの質問コーナー〜アイチケット広場ママからの質問に平木 洋子先生が答えます〜
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