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長引く咳で眠れない、目が覚めるなら呼吸器内科へ 治療は途中でやめないで

1章 咳を軽くみていませんか?

長引く咳の代表格「咳喘息」とは?

咳

長引く咳の背景にはさまざまな病気が潜んでいますが、長引く咳を訴えて受診される方の約8割は咳喘息です。発症するのは風邪やインフルエンザと同じタイミングが多く、夜間〜早朝に痰のからまない咳が出ることが2〜3週間以上続くようであれば、咳喘息の可能性が高いと言えます。

一般的に「喘息」と言うと気管支喘息のことを指しますが、咳喘息と気管支喘息は少し異なります。咳喘息は気管支喘息のような喘鳴(咳や呼吸でヒューヒュー、ゼーゼーといった音がする症状)や呼吸困難は伴わず、簡単に言えば「咳だけの気管支喘息」というイメージです。しかし適切な治療を行わないと咳喘息から気管支喘息に進行してしまうケースもあります。また、咳喘息はどちらかと言えば女性のほうがなりやすく、一度なってしまうと再発しやすいと言えます。

咳喘息で受診される方の中には「市販の風邪薬や咳止めを飲んでみたけれど効かない」とおっしゃる方が少なくありません。咳喘息は「気管支が細くなる」「外部からの刺激(主にアレルギー)に敏感になる」「気管支に炎症が起きる」という3つの現象をすべて解決しないといけません。しかし風邪薬や咳止めはアレルギーを緩和するものではありませんし、気管支を広げたり炎症を改善したりする効果も基本的にありません。だから風邪薬や咳止めを飲んでも咳がおさまらないことが多いのです。

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1章 咳を軽くみていませんか?

2章 咳で耳鼻科を受診していませんか?

3章 咳がおさまっても治療を途中でやめないで

長引く咳で眠れない、目が覚めるなら呼吸器内科へ 治療は途中でやめないで

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