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SOSに気づくのは親の役割! 子どもの視機能の発達を意識しよう

1章 子どもの視機能の発達

今後の日常生活に影響大!「正しく見える力」

ドクター

正しく見えていると認識されるのは、次のような目の状態が機能して初めて正しく見えていることになります。

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  • 物を見分ける能力(視力)
  • 一点凝視で見える範囲(視野)
  • 光の明暗がわかる感覚(光覚)
  • 色を見分ける感覚(色覚)
  • 光が入る角度で映像が見える能力(屈折)
  • 物にピントを合わせる能力(調節)
  • 両目の情報を一つにする能力(両眼視)
  • 両眼で見た眼球の位置(眼位)
  • 眼球の向きを変える能力(眼球運動)
  • などです。

    何気ない、物を見るということを一つとっても、これだけの能力や感覚が必要になります。これらに何かの異常が出た場合、例えば 近視、乱視、遠視、色覚異常、斜視などといった症状が現れます。このような目の状態は弱視の原因になります。これらの異常は目の疲れ、学習能力の低下、運動がしづらい、集中力がないなどの支障につながり、幼稚園や学校へ進むごとにお子さんの大きな負担となる可能性が大きくなっていくでしょう。目そのものの機能障害が脳への神経伝達にも影響するからです。

    目の機能障害は早期発見・早期治療が大切

    症状の発見や治療する時期は、乳幼児期の間で早ければ早いほどよく、治療は医師が処方した薬や目のトレーニングなどを行うことになります。症状によっては手術になる可能性もありますが、いずれも発見が遅れれば治る可能性を低くしてしまいます。

    親が子どもの「正しく見える力」を知り、今後の日常生活に大きな影響が出ないようにするためにも、お近くの小児科や眼科での検査をおすすめします。

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    1章 子どもの視機能の発達

    2章 親が早期発見したい!子どもの視機能異常

    3章 眼科で受ける子どもの視機能検査

    SOSに気づくのは親の役割! 子どもの視機能の発達を意識しよう

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