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SOSに気づくのは親の役割! 子どもの視機能の発達を意識しよう

1章 子どもの視機能の発達

2歳まではNG!乳幼児からのスマホやゲーム機は要注意

赤ちゃん

発達途中の視機能にとって、スマホやゲーム機はどのような影響があるのでしょうか。

スマホやゲーム機の操作を毎日長時間続けていると、近くでピントを合わせることによって目が慢性疲労を起こします。

それにもかかわらず、子どもは夢中になると疲れを忘れてスマホやゲーム機画面を見続けてしまうことも多いものです。そうなると、ますます目が悪くなるという悪循環が起こってしまいます。その他、寝転がってもっと画面に近づいたり、暗いところで見たりする行為も目を酷使する原因になります。

スマホやゲーム機のあることが当たり前で育ってきた親世代は、そこまで視機能に影響していると思っていないかもしれませんが、これから成長するお子さんのためには考えてみる必要があるでしょう。

目の発達には立体や光の凹凸を認識することが大切

日本小児科医会でも、視機能が未発達な2歳以下の子どもに与えるメディア全般の大きな影響を取り上げています。このことからもスマホやゲーム機に限らず、メディア全般の使用を2歳まではNGとし、しっかりと視機能を育てることに注力しましょう。スマホやゲーム機などに頼るのではなく、親が絵本を読んだり、歌を歌ったり、おもちゃで遊んだりなどのスキンシップをとることで、お子さんの心身発達に良い影響を与えてください。

また、目の発達には、立体や光の凹凸を認識することが大切ですので、液晶などの平面ではなく、ブロックや人形遊びなど部屋の中でも工夫してできることをやってみてください。

2歳以降にスマホやゲーム機を使用するとしても、スマホやゲーム機の画面と顔の距離は30㎝以上離すことや、⻑時間画面を⾒続けないこと(1回15分程度)、見続けた分と同じ休憩時間をはさむなど、周囲の大人が気をつけたいものです。

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1章 子どもの視機能の発達

2章 親が早期発見したい!子どもの視機能異常

3章 眼科で受ける子どもの視機能検査

SOSに気づくのは親の役割! 子どもの視機能の発達を意識しよう

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