子どもと一緒に覚える手話
2章 身近な手話表現
感情1(感謝、好み)
手話は”目で見る”言語です。
感情を表現するには、顔の表情を意識することで、より相手に伝わりやすくなります。
難しく考えず素直な表情を手話に添えてみましょう。
ありがとう

(1)胸の位置にあてた片手の甲に、手刀の形にした片方の手で触て、また元の位置に戻します。
【動作の意味】
hetd |
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この表現は相撲に由来します。 土俵での取り組みが終わった後に、勝った力士が、手刀を切って賞金を受け取る場面をご覧になった経験はありませんか? 相撲の世界では「手刀を切る」は「感謝」の意味を表します。 |
すき

(1)親指と人さし指を開いて喉の付近にあて、両指を閉じて輪をつくりながら下方向に動かします。
【動作の意味】
hetd |
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大好物の食べものを目の前にすると、ゴクリとツバを飲みこんだ経験はありませんか? 飲みこむときの喉が広がる様子を表します。 |
きらい

(1)親指と人差し指で輪を作り、閉じた両指を開きながら下方向に動かします。
【動作の意味】
hetd |
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前述の「好き」とは逆に、嫌いなものは喉を通らない様子を表します。 |
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1章 手話の基礎知識
2章 身近な手話表現
3章 おわりに
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