誰でもかんたん!痛くない! 今日からはじめる鼻うがい健康法
2章 鼻うがいをやってみよう【実践編】
鼻うがいの間違ったやり方・注意点

間違った方法で鼻うがいをすると痛みを生じたり、中耳炎になったりする危険があります。次のポイントに注意しましょう。
●水道水を使ってはいけない
繰り返しになりますが、鼻うがいは0.9%の食塩水または専用の洗浄液を使いましょう。真水を使うと痛みが生じてしまいます。
●顔を上に向けてはいけない
あごを上げた状態で鼻うがいをすると耳に洗浄液が流れこみ、中耳炎が起こる原因になります。
●鼻うがいの後、鼻を強くかみすぎない
鼻うがいでもっとも注意すべきポイントです。鼻うがいをした後に鼻を強くかむと、洗浄液が耳に入って中耳炎になってしまう恐れがあります。
●両鼻から吸い込むのはNG
面倒でも必ず片鼻ずつ行いましょう。両鼻から同時に吸い込むとむせてしまいます。
●鼻血が出た日はお休みしましょう
傷口が開き、ふたたび鼻血が出てしまう可能性があるため、鼻血が出た日は鼻うがいを控えましょう。
自分に合ったやり方を見つけよう
今回は、鼻うがいの基本的なやり方をご紹介しましたが、鼻うがいに慣れたら色々試して自分に合った方法を見つけていただければと思います。ただし、インターネット上には鼻うがいの間違ったやり方や動画などが出回っていますので、情報収集には十分に注意しましょう。上記の注意点をしっかり守り、日頃のケアに鼻うがいを取り入れていただけたら幸いです。
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1章 鼻うがいの効果・メリットを知ろう【入門編】
2章 鼻うがいをやってみよう【実践編】
誰でもかんたん!痛くない!
今日からはじめる鼻うがい健康法