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お薬にも個性がある! 「1日2回」「1日3回」を必ず守って治しきるまで飲ませよう!

2章 お薬を飲めなかった時の考え方

「飲まない」という選択は、原則ないと心得よう

薬

薬は処方せんの指示通りに服用するのが原則ですが、仕事や園・学校の都合などで調整が難しい場合は、医師または薬剤師に相談の上、薬を飲む時間を多少ずらすなどの工夫をして「1日の服用回数」を必ず守りましょう。

◆1日3回の服薬例

「園で昼の薬が飲めない…」という子の場合

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・1回目:7時に服用(朝起きたらすぐに飲む)
・2回目:16時に服用(帰宅後すぐに飲む)
・3回目:21時に服用(寝る前に飲む)

この飲み方だと、1回目と2回目の間隔は9時間、2回目と3回目の間隔は5時間、3回目からは10時間空く計算になります。1日3回の薬なら8時間おきの服用が望ましいですが、2、3時間の誤差なら問題ないことが多いです。

できれば避けて欲しい「薬の変更」

指定通りの服用が難しい場合は、服用回数の少ない薬に変更できることもあります。しかし、医師は患者さんの症状に合わせて最適な薬を処方しているため、できる限り指定した薬を使って欲しいというのが本音です(中耳炎には1日3回の抗生剤が最も有効なのに効果が出にくい1日2回の薬に変えるのは極力避けたいなど)。早期回復のためにも、できる限り医師が指定した薬を飲んでいただけたらと思います。

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1章 お薬が効く仕組み

2章 お薬を飲めなかった時の考え方

3章 お薬との付き合い方

お薬にも個性がある! 「1日2回」「1日3回」を必ず守って治しきるまで飲ませよう!

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