職場環境が原因!?隠れ難聴にご用心
3章 おかしいと思ったら騒音性難聴担当医に相談しよう
知っていました?労災申請できること
職業性難聴になると、労災を申請することができます。労災認定が受けられるのは、85デシベル以上の騒音下で5年以上働いてきた人です。
一方、騒音下でなくてもイヤホン・インカムを装着する仕事の場合も、労災認定が適応されるケースもあります。
こんなケースはあり?職業性難聴の労災申請
Q.最近、耳の聴こえが悪いのだけど…、もしかして毎日出勤途中に工事現場の前を通っているから?
A.職業性難聴の労災申請は、救急車のサイレンくらいの音を5年以上聞き続けるような職場に勤務している人が対象です。ですので、この場合は認定されません。
Q.転職を繰り返しても申請できるの?
A.累計で5年以上、騒音下で働いていたことが証明できれば認定されます。職業性難聴は、進行性の病気なので、転職の間が半年~1年ほど空いたとしても申請できます。
Q.仕事のストレスで耳が聴こえなくなったのだけど…
A.心因性による難聴の場合は、認定されません。
Q.アルバイトやパートでも申請できるの?
A.労災の保険給付は正社員のみならずパートやアルバイトも受けられます。
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1章 気付かぬうちに進行!職業性難聴とは?
2章 徹底したい予防法
3章 おかしいと思ったら騒音性難聴担当医に相談しよう
職場環境が原因!?隠れ難聴にご用心