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4回接種して! 子どもの日本脳炎ワクチン接種を詳しく解説

1章 ワクチン接種前に理解したい!日本脳炎のこと

症状だけでは判断が難しい日本脳炎

受診する目安は

発熱

もし、感染源の蚊に刺されてもほとんどの人は無症状か、気に留めないほどの症状しかありません。免疫力で退治できるか、蚊に刺されることや風邪のような症状はよくあることとして済ませてしまうからです。

ところが、実際に日本脳炎に感染をしてしまうと、6~16日の潜伏期後に急激な症状、自分でもおかしいと思うような症状が現れます。頭痛や39~40℃以上の発熱が2~3日で始まり、食欲不振、吐き気、嘔吐、めまいなどの症状を次々発症することになります。子どもでは、腹痛や下痢になることも多くあります。

次の段階では、意識障害、光線過敏、筋肉の強直、興奮、ふるえ、麻痺、けいれんなどが現れ、急性脳炎症状を起こしていることになります。ここまでになると致死率は20~40%前後で、たとえ回復したとしても約50%に後遺症が残るといわれます。特に子どもは大人より死亡リスクや重度な障害になる確率が高いのです。

蚊に刺された後に頭痛や高熱が急に出たなら、急いで病院を受診してください。もし、日本脳炎と診断された場合でも対処療法が中心で、いまだに治療法は確立されていない状況です。だからこそ、幼児期からの日本脳炎ワクチンの接種が重要になります。

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1章 ワクチン接種前に理解したい!日本脳炎のこと

2章 接種は4回必要!子どもの日本脳炎ワクチン

3章 日本脳炎ワクチン接種を推奨していなかった時期があった!対象の人は要確認を

4回接種して! 子どもの日本脳炎ワクチン接種を詳しく解説

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