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4回接種して! 子どもの日本脳炎ワクチン接種を詳しく解説

2章 接種は4回必要!子どもの日本脳炎ワクチン

安全性を高めるためには4回接種を!接種の時期・回数について

ドクター

乳幼児期はまだ大人のように病気に対する抵抗力がないため、あらゆる感染症にかかりやすい時期でもあります。風邪のように、感染して免疫力がつくこともありますが、中には感染したら命にかかわる危険な場合や後遺症を残す場合もあり、楽観視できません。

だからこそ、乳幼児にとっては特にワクチン接種(予防接種)が大事になります。
日本では、公費で負担してくれる定期接種があります。知らずに機会を逃し、子どもの命が脅かされているとしたら、とても残念なことです。今回、とり上げている「日本脳炎ワクチン」もその一つで、定期接種のワクチンとなりますから、夏が来る前に、ぜひ、かかりつけの医師と相談しながら積極的に接種しましょう。また、接種回数は、より安全性を高めるために4回接種(3回で基礎免疫、4回で免疫が定着)をおすすめします。

厚生労働省がHPで推奨する接種時期

  • 1期接種
  • 初回接種については3歳~4歳の期間に6~28日までの間隔をおいて2回、追加接種については2回目の接種を行ってから概ね1年を経過した時期に1回の接種を行います。
    ※第1期は生後6か月から接種できます。かかりつけの小児科医と相談のうえ、お住まいの地域なども考慮のうえ接種してください。
  • 2期接種
  • 9歳~12歳までの期間に1回の接種を行います。

定期接種で対象年齢なら無料、任意接種なら有料(医療機関で金額は異なる)となります。
もし、受けられなかった場合や受けなかった場合の問い合わせは、各医療機関窓口や自治体保健所となっています。定期接種の対象年齢を過ぎても、予防接種は受けられますので、今一度、母子手帳で確認をしてみましょう。

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1章 ワクチン接種前に理解したい!日本脳炎のこと

2章 接種は4回必要!子どもの日本脳炎ワクチン

3章 日本脳炎ワクチン接種を推奨していなかった時期があった!対象の人は要確認を

4回接種して! 子どもの日本脳炎ワクチン接種を詳しく解説

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