4回接種して! 子どもの日本脳炎ワクチン接種を詳しく解説
2章 接種は4回必要!子どもの日本脳炎ワクチン
自己予防+日本脳炎ワクチン接種がおすすめ
治療法がまだ確立していない日本脳炎は、自己予防も有効な手段となります。日本脳炎ワクチンを接種したとしても、100%の保証はされないからこそ、日頃からの自己予防対策がとても重要になります。シンプルなことですが、蚊に刺されないようにすることです。
日本脳炎の感染リスクは、都市部より豚や蚊の多い地方が高いように思われますが、日本のどこに住んでいても蚊は存在し、コガタアカイエカの活動範囲はわかっていませんから、どこででも日本脳炎の感染リスクはあります。ご自分でできる予防対策としては次のようなことが挙げられます
- 蚊が活発に動く、夏季の夜間の外出は控える
- 外出時やガーデニング、農作業時には、できる限り長袖や長ズボンの着用を心掛ける
- 肌が露出している部分には、虫除けスプレーなどを使用する
- 外出時は常に虫除けスプレーなどを携帯する
- 蚊の屋内侵入を防ぐため、網戸や蚊帳を使用する
- 夜間の窓や戸の開閉はなるべくしない
- 外渡航感染危険地域へは行かない
- 外渡航感染危険地域へ行く場合は、日本脳炎ワクチンの追加接種をする
とにかく、蚊と接触することを避ける生活をし、日本脳炎ワクチン接種をしていれば、日本脳炎にかかるリスクは、75~95%とかなり減らせる可能性があります。
また、大人でも東南アジアへ旅行される方など状況によっては、ご自分の接種回数を確認し、4回接種してない場合は、接種することをおすすめします。
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1章 ワクチン接種前に理解したい!日本脳炎のこと
2章 接種は4回必要!子どもの日本脳炎ワクチン
3章 日本脳炎ワクチン接種を推奨していなかった時期があった!対象の人は要確認を
4回接種して!
子どもの日本脳炎ワクチン接種を詳しく解説