ニキビは早めの治療を!根気よく、前向きな気持ちで予防・改善に取り組もう
1章 ニキビとは
思春期ニキビと⼤⼈ニキビ
ニキビには大きく分けて「思春期ニキビ」と「⼤⼈ニキビ」の2種類があります。ニキビの原因もできる部位も違うため、対処法も異なります。まずは、それぞれの特徴をきちんと理解しておきましょう。
思春期ニキビ
10代の頃にできるニキビです。小学校高学年、中学生から始まり、高校生でピークを迎えるといわれています。思春期は性ホルモンの分泌が活発になる時期です。この性ホルモンが皮脂腺を刺激して、毛穴から出る皮脂の量が急激に増えることで、毛穴が詰まりやすくなります。これが思春期ニキビの始まりです。そこにアクネ菌が増殖して、炎症を起こします。思春期のニキビは、皮脂の出やすい額や鼻などのいわゆるTゾーンに多くみられるのが特徴です。
大人ニキビ
主に、20歳以降にできるニキビのことをいいます。30代、40代になってもニキビに悩まされる人は少なくありません。今までニキビと縁がなかった人が、20歳を過ぎて初めてできたというケースもあります。大人ニキビは思春期ニキビと異なり、生活習慣の乱れやストレス、便秘による腸内環境の悪化など、いくつかの要因が複雑に絡み合って悪化します。UゾーンやOゾーンと呼ばれるアゴや口の周り、フェイスラインにできることが多く、治りにくいのが特徴です。男性の場合は、髭剃りによる刺激やホルモンバランスの乱れなどによって、アゴや首周りなどにできやすい傾向にあります。
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1章 ニキビとは
2章 ニキビの治療
3章 ニキビを防ぐ、あるいは悪化させないために
ニキビは早めの治療を!根気よく、前向きな気持ちで予防・改善に取り組もう