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喫煙者もタバコの被害者! 「やめたくてもやめられない」を理解して家族の禁煙をサポートしよう!

1章 禁煙の一番の敵!「ニコチン中毒」の本質を理解しよう

タバコがおいしいと感じる脳の仕組み

脳の仕組み

日常的にタバコを吸うようになると、タバコを「おいしい」と感じ、「また吸いたい」と思うようになります。そして、「タバコをやめたい」と思っても、そう簡単にやめられなくなってしまいます。タバコがやめられないのは意志が弱いからではなく、ニコチン中毒=「ニコチン依存症」という病気だからです。

ニコチン依存症は、簡単に言うと脳の構造を作り変えてしまう病気です。脳内には、ニコチンの構造とよく似た「アセチルコリン」という物質があります。アセチルコリンは、平常心を保ったり、快楽をもたらしたりする神経伝達物質です。

タバコを吸うとニコチンが脳に入ります。ニコチンはアセチルコリンとそっくりなので、脳は見分けがつかず、アセチルコリンの居場所をニコチンでいっぱいにしてしまいます。すると、脳はアセチルコリンを不要と判断し、アセチルコリンを作らなくなります。

ニコチンは30分~1時間ほどで切れてくるため、タバコを吸ってもすぐにまたイライラし、「タバコを吸え」という脳の命令にとらわれるようになります。このように、一度ニコチンを摂り入れてしまうと、人の脳はニコチンに支配されてしまうのです。これがニコチン依存症の本質です。

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1章 禁煙の一番の敵!「ニコチン中毒」の本質を理解しよう

2章 タバコを「やめたくてもやめられない」を理解しよう

3章 禁煙への第一歩!禁煙外来で必ずプロの支援を受けよう

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