都市伝説レベルの誤解と偏見! 副鼻腔炎の正しい知識を身につけよう
2章 副鼻腔炎の診断とおもな治療法
「メスを入れる手術」は昔の話!今は内視鏡手術が主流に!
薬を飲んでも副鼻腔炎の症状が改善しない場合は、手術が必要になります。
昔はメスを用いて歯肉のところを切って頬の骨を削るような大がかりな手術でしたが、今では鼻の中から内視鏡を用いて膿やポリープなどを取り除く内視鏡手術が主流です。安全性が高く身体への負担も少ないことから、入院期間は1週間程度と短期間で済むようになりました。最近では、日帰り手術を行う医療機関も登場しています。
手術後のおもな注意点
副鼻腔炎の術後2~3日は出血があります。入浴は手術当日から数日間、飲酒は2週間ほどできません。また、運動なども1~2週間は控えるようにしましょう。
副鼻腔炎の手術費用
内視鏡手術の費用は、重症度によっても異なりますが、5~10日ほど入院した場合で20~40万円(3割負担)が一般的です。副鼻腔炎の手術は高額療養費の対象になるため、適用されれば8万円程度で済みます。
- index -
1章 副鼻腔炎ってどんな病気?
2章 副鼻腔炎の診断とおもな治療法
-
内視鏡・CT・血液のそれぞれの検査でわかること・検査にかかる費用
-
処方される薬の種類とそれぞれの特徴
-
「メスを入れる手術」は昔の話!今は内視鏡手術が主流に!
-
最近増えている、アレルギー型の「好酸球性副鼻腔炎」
3章 副鼻腔炎の思わぬ弊害と正しい予防法
都市伝説レベルの誤解と偏見!
副鼻腔炎の正しい知識を身につけよう