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誰にでも起こりうる認知症〜付き合い方を知ってより良い生活を!

3章 コツをおさえて円滑にコミュニケーション

人としての尊厳を大切に

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認知症になったからといって、相手を幼児のように扱うのではなく、尊厳を持って接することが大切です。私たちだって幼児言葉で話しかけられたり、ネガティブなニックネームやちゃん付けなど望まない呼び方をされたりするのは嫌ですよね。認知症の患者さんも同じです。認知症であってもプライドや羞恥心は損なわれていません。1人の人間として、人生の先輩として、敬意を持って名前を呼びかけましょう。

尊厳を大切にしながらも、親しみやすさを忘れないでください。人によってはあだ名で呼んでほしい、ざっくばらんに接してほしいという場合もあります。親しみやすさと馴れ馴れしさを線引きすることは難しいのですが、相手の意思を尊重して臨機応変に対応してもらえればと思います。

身近な人が認知症になったら、相手を大事に思うと同時に、自分自身を大事にすることも大事です。介護は大変ですが工夫次第では負担を軽減することもできます。1人で抱え込まず、困ったことがあったら身内の方も含めて、誰かに相談しましょう。どこに相談したらいいのかわからないときは、かかりつけ医や区役所、地域包括支援センターに問い合わせてみてください。

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1章 認知症とは

2章 バランスの良い⽣活が認知症の予防につながる

3章 コツをおさえて円滑にコミュニケーション

誰にでも起こりうる認知症〜付き合い方を知ってより良い生活を!

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